“NEW ANSWER COMPANY” FUSIONは、デジタル広告の分野でクリエイティブに徹底的にこだわる企業です。デジタル広告の質が問われる今、FUSIONは広告の本質である“商品価値の伝達”に重点を置き、そのためにクリエイティブを重要視しているからです。
今回は、通常のクライアントワークだけではなく、バックオフィスなど“その他の部分でのこだわり”がどのようにカルチャーを形作っているかをご紹介します。
0からアイスクリーム作り?オリジナルギフトや記念品
まずは、ギフトや記念品のアイテム作りにおけるFUSIONのクリエイティブへのこだわりについてお話しします。FUSIONでは、“贈られた相手にどんな体験価値を届けたいか”を徹底的に考えた上で、アイテムを選定します。その後、デザインや梱包方法、渡し方に至るまで細部にこだわり、全体の体験価値を高めるよう心がけています。
以下、いくつか今まで制作してきたものを紹介します。
お中元アイスクリーム
オリジナリティがあり、みなさまに喜んでいただけるお中元ギフトを制作しようとアイスクリームを0からプロデュースしました。味やパッケージデザインなどをすべてオリジナルで考案。「ニュー・アンサーは、深層に眠る。」というコンセプトを実現するために、ミルクアイスをベースにしつつ、カップの底には塩キャラメルソースを忍ばせています。
パッケージデザインは、アイスが溶ける様子をイメージし、流動的なデザインに仕上げました。
ぶどうジュース(スムージュ)
オフィス移転に際し、ご来社された方へささやかながら贈り物を用意しました。FUSIONの「社会活動と環境との共存」に対する意思を込めて制作したアイテムです。
このジュースは、濾過や酒石の除去を行わず、ぶどう本来の旨味や風味、そして自然の奥深い味わいを楽しめる「スムージュ」と呼ばれるドリンクです。キャップの部分には、「Hello Omotesando」というメッセージをデザインした移転記念のクリエイティブが施されています。
エシカルな竹製歯ブラシ
こちらもオフィス移転時の贈り物として作成した、環境に優しいアイテムです。手に心地よく馴染む竹素材と、ヒマシ油由来のバイオプラスチック製のブラシを用いた歯ブラシです。持ち手部分にFUSIONのロゴをレーザープリントしています。
4周年記念Tシャツ
会社設立4周年を記念し、社内で配布するためのTシャツを制作しました。Tシャツには会社のタグラインである“NEW ANSWER COMPANY”というキーワードとオリジナルのイラストが描かれています。モデルを起用した撮影を行い、完成したクリエイティブは渋谷モディに屋外広告として掲出しました。
オーガニックコットンのタオル
来客の方へのギフトとしてお渡ししているタオルは、一見シンプルなロゴ入りタオルですが、細部にまでこだわりがつまっています。肌触りが良いのはもちろん、環境にも配慮するために、IKEUCHI ORGANIさんの今治タオルを採用しました。地球環境に優しいオーガニックコットンで作られており、赤ちゃんが口にしても安全とされる基準をクリアしています。
会社で回転寿司?社内イベント
続いては、FUSIONがこだわりを持って企画しているイベントについてご紹介します。これらのイベントは、社員にとって楽しみになるだけでなく、社内での横の繋がりを強化し、社外の方を気軽に招くきっかけにもなっています。もちろん、イベントのクリエイティブにも細部までこだわり、特別な体験を提供しています。
寿司フュージョン
社内外のステークホルダーを招き、和やかな雰囲気でお寿司を楽しみながらコミュニケーションを深めるイベントです。板前さんがその場で握るできたてのお寿司や、こだわりのお惣菜をみんなで味わいます。ロゴや名札、卓上POP、メニュー表など、イベントに関わるクリエイティブはすべてオリジナルデザインで制作しています。
野外学習を行う体験型歓迎会
新卒内定者の歓迎会も、一味違った形で行っています。2024年度は千葉県にあるSHIPにて実施しました。SHIPは、元々渋谷区の小学生が使用していた南房総・岩井の廃校を、「渋谷と岩井をつなげる新しい施設」にしようという想いから再生された場所です。「渋谷という概念の拡張」というテーマが、渋谷区にオフィスを構えるFUSIONとも親和性を感じ、この場所で開催しました。当日は、釣り体験やプロジェクト発起人である株式会社DEの牧野さんによる校内案内、地元の方々の協力によるジビエBBQなど、東京では味わえない貴重な体験を多く提供しました。
毎月の朝ごはん
FUSIONでは、社員の働きやすさと社員同士の交流を目的に、月に1度、希望者全員に朝ごはんを提供しています。社員の「楽しみ」や「ワクワク」を生み出し、社内活性化の場となるよう、こだわりを持ってメニューを選んでいます。そのため提供されるのは、ただのおにぎりやサンドイッチではなく、旬の食材を使っていたり、目新しさを取り入れたり、職場でも食べやすいものなどをセレクトしています。そのため社員にとっても楽しみの一つとなっています。
その他のイベントに関しては下記の記事でも紹介しているのでご興味があるかたはお読みください。
まるで広告作品?こだわり尽くした社内掲示物や広報物
全社スローガン
モノやイベントに加え、FUSIONでは社内の「メッセージ」に対しても、クリエイティブ作りに徹底的にこだわっています。FUSIONでは毎年スローガンを設定し、その言葉をクリエイティブに落とし込んでいます。
ただ文字にするのではなく、テーマに込められた想いをデザインにも反映させることで、メッセージがより力強くなるのはもちろん、見た瞬間に背筋が伸びることを期待しています。
人材募集
採用に関して会社や社員のSNSで発信する際に使用する画像もこだわっています。目を引くクリエイティブにすることで、見た人の印象に強く残るだけでなく、社員が発信する際のモチベーション向上にもつながっています。
一見”無駄”にも見えるこだわりが、波及効果を生む
以上、FUSIONが大切にしているクリエイティブへのこだわりについてご紹介しました。これはあくまで一部に過ぎませんが、クライアントワーク以外でも妥協を許さないこのカルチャーが、社内外に多くのメリットをもたらしています。
・社員のリフレッシュや楽しみの提供
・社員のエンゲージメント向上
・どんな仕事でも一切手を抜かない意識の醸成
・会社のビジョンやスタンスの共有
さらに、こういった取り組みを社外へ発信することで、採用候補者やクライアントにもFUSIONらしさが伝わるといいな、と考えています。
一見“無駄”に見えるかもしれませんが、こういった無駄な部分でのこだわりが、会社の人格を作り、中長期的にみて、会社の魅力や競争力につながるのではないでしょうか。
日々の業務に追われる中でも、経営企画チームではこのような長期的なメリットを見据えたカルチャーづくりに務めています。