COLUMN

【プロセス公開】FUSIONのミッション・ビジョン・バリュー完成へ Part 2

1. ミッション

まず一番の中心の柱になるのはミッションです。ミッションは「目指す理想像・中長期的な目標」。少し先の未来である「ビジョン」と、行動指針となる「バリュー」を繋ぎ止める支柱であり、会社そのものを表すキーワードという位置付けです。

ミッションを抽出し結晶化を進めていく上で、FUSIONにとっての重要な要素を以下のように整理しました。

  • FUSIONはいわゆる「広告会社」ではない
  • 事業の領域も「変化上等」
  • 新しい事業を創出していく「発想体質」
  • 時代の最先端を行く

上記をポイントに、会社の旗印となるような、時代が変わってもFUSIONに変わらない価値を見出せるような言葉を探っていきました。そんな思考を経て完成ミッションがこちらです。

そして、ステートメントがこちら。

FUSIONが成し遂げていかなければいけないことは、世の中にある「課題を解決する」ことです。しかし、課題を解決するには未来の「望ましい状態」が明確化されてなければゴールに到達することはできません。

社会の中にある課題を明確にするのも難しい時代です。打ち手を示せばすぐに解決できるものではありません。ビジョンを立て、課題を定義し、クリエイティブの力で解決することでブランドを飛躍させること。個人のレベルでそんな体質を持った組織になることで、どんな状況になってもまだない価値を見出していけるのではないでしょうか。

FUSIONの特長は、20代から30代の柔軟な思考を持つ次世代のプレイヤーたちが集まっていることです。変化を受け入れながら、日々粘り強く試行錯誤し挑戦を止めない彼らは、変化の波にも立ち向かっていける気概を持っています。時代の変化は必ず起こります。それを受け止めノンストップで走り続ける、そんな彼らの勢いに私もいつも感化されています。

この言葉が心臓のような役割でポンプし、会社の形が変わったとしてもカルチャーの基盤になるよう、ここから少しずつ浸透を図っていきたいと考えています。

2.ビジョン

ビジョンに込められた内容には、前田さんのキャラクターが大きく反映されていると思っています。前田さんは美意識や倫理観を磨くことを非常に重要視されており、普段の生活の中で色濃くその意識が滲み出ています。オフィスには名作と言われる家具屋やアートが点在し、スタッフが業務をする空間の中で自然と目に入るようになっています。

高い美意識や倫理観がFUSIONの社員には求められています。常に業界をリードする存在であるべき会社は常に先頭を走っていなければいけません。しかし、どんなにテクノロジーやサービスが発展してもなおざりにしてはいけないものは、変わらない生活者の気持ちです。

流れゆく社会の中で、最後の軸となる感性を磨き上げ審美眼を鍛えておく必要があります。AIの進化が進んでも、そこが人間にとっての最後の砦です。時代の先を見据えて全力で駆け抜けていても、しっかり見極める目を持って振り返ることも忘れてはいけません。そんな思いがここには込められています。

3. バリュー

バリューは行動指針となる具体的な言葉です。実際の業務に当てはめやすい内容になっており、ゆくゆくは社内の規範としても取り入れられるよう実装をしていきます。それがこちらです。

「欲張る」という言葉は、代表取締役の前田さんと取締役の廣瀬さんからのヒアリングを経て具体化したキーワードです。新しい問いを立て、新しい答えをつくるためには、前例のない挑戦が必要不可欠です。そのためには二律背反する事柄でも「両方」を成し遂げなければいけません。

FUSIONの社員にはひとりひとりに売上目標が課せられています。それは企画を立てるプランナーも同様です。しかし、求められるクリエイティブのアウトプットの質は非常に高く、こだわり抜いた緻密な戦略、企画、制作が実行されていきます。走りながら考えて「両方をやる」。そうすることで、今まで見えてこなかった景色が見えてくるはずです。

客観的に見れば、「無理だ」「難しい」と思われるようなことかもしれません。それはFUSIONの現場で働いている人間が一番良く知っています。それでも、不可能を可能に変えていくんだ、という気持ちを持って働いているのです。だからこそ、FUSIONは「新しい答え」をつくることができるのだと信じています。

4. 最後に

FUSIONは大きな成長のフェーズの真っ只中にいます。誰一人として手を抜くことなく、社員のひとりひとりが組織の急成長を推し進めている重要なピースになっています。

私もそのピースの一つとして、このダイナミックな大きな転換点の一部をサポートすることができ誇らしく思います。まだこの世界にない物を一緒につくっていく感覚を確かに覚えながら、この会社のために何ができるだろうと自然と思いを巡らせます。

そして、4月からは新卒の社員が入社します。瑞々しくしなやかな感性を持っている、熱量あふれる彼らが次世代のFUSIONのリーダーになっていくことが今から待ち遠しいです。

超高齢化社会と国の在り方、AIの劇的な進化と共生、ウイルス、戦争、それからそれから。さまざまな課題が世の中に溢れています。そんな社会背景の中で、クリエイティブとデジタルの力で何ができるのか。FUSIONが次にどのような答えを出すか、ぜひご期待ください。

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FUSIONでは、領域を問わず一緒に働く仲間を募集しています。これからの新しい答えを一緒につくってくれる方がいましたら、下記よりお気軽にご連絡ください。

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