COLUMN

FUSION、海洋プラスチックを使った2025年オリジナル年賀状を作成。環境や社会に対する意識向上を周囲に啓発

「社会の発展と、人々の幸せを一緒に実現する。」をVISIONに掲げる5期目の広告系ベンチャー企業による、環境問題啓発のための新たなアプローチ

「デジタル」と「クリエイティブ」を掛け合わせ「新しい問いを立て、新しい答えをつくる。」デジタルエージェンシー、株式会社FUSION(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前田遼介、以下FUSION)は、2025年の年賀状を“海洋プラスチック”を再利用してオリジナルで作成いたしました。

FUSIONは「社会の発展と、人々の幸せを一緒に実現する。」というvisionを掲げ、より持続可能に誰もが幸せに暮らせる社会をつくることを目指して、これまでも環境に優しいオリジナル製品の作成、ダイバーシティに関する勉強会の開催などを行ってきました。

本年賀状によって、社会や環境に配慮する1年にしたいという想いをクライアントの皆様に新年のご挨拶と届けるとともに、関係者の皆様とも一緒に取り組めるように意識啓発を行います。

 

■年賀状について

・本体の素材

海洋プラスチックゴミを主に再利用(一部は家庭からでたプラスチックゴミ)した素材となっております。鹿児島県南さつま市の福祉施設NPO法人ふうが運営する、障害のあるクリエイター×海洋プラスチックのブランド、fuuno※とのコラボレーションにて作成しております。

fuunoについて

fuunoでは、さまざまな障害のあるクリエイターたちが自立した生活を目指しながら活動の一環としてアップサイクルに取り組んでいます。fuunoの製品はプラスチックごみが主な材料です。材料集めから洗浄、色分け、破砕、成形、仕上げ、ラッピングまで、特性に合わせて作業を分担しながら製作しています。

https://www.instagram.com/fuuno_plastics/

・切手

海洋プラスチックの被害を受ける海の生き物の一つである「ウミガメ」をモチーフとしたオリジナルデザインの切手を制作し貼附しています。

・宛名シール

プラスチック製のはがき本体と分別して捨てることができるように、はがしやすいシールを採用。リサイクルを促す文言も記載しています。

■海洋プラスチックゴミの課題について

海洋プラスチックごみ問題は、世界中の海洋生態系に深刻な影響を与えています。毎年約800万トン以上のプラスチックごみが海に流入し、海洋生物の生存を脅かしていると言われています。主な影響には以下のようなものがあります。

・生物への影響

海鳥や海洋生物が誤ってプラスチックを摂取し、消化器官を詰まらせることがあります。また、網や袋に絡まり命を落とす例もあります。

・食物連鎖への影響

マイクロプラスチック(5mm以下の微小なプラスチック片)が魚介類を通じて人間の食物連鎖にも入り込んでいます。

・環境への影響

プラスチックは自然に分解されるのに非常に長い時間がかかるため、海洋環境に長期的な負担をもたらします。

こういった課題の解決のために、国や企業などの団体、そして私たち一人ひとりが日々の行動を変えていくことが重要です。プラスチックの使用量を削減したり、分別を行ったうえでリサイクルを進めていく必要があります。


■過去の事例

イベント「乙武洋匡と「ダイバーシティ」と「表現」について考える」

https://note.com/fusion_inc/n/n734b8a87f965

竹製のオリジナル歯ブラシの制作

https://note.com/fusion_inc/n/n2ff2be513ed2

オーガニックコットンタオルの制作

https://note.com/fusion_inc/n/n2ff2be513ed2