都築 慧(つづき・けい)
2018年サイバーエージェント入社。新卒から営業として従事し、ダイレクト広告やブランド広告、Web/Appなど幅広くデジタルマーケティングに携わる。2024年より、FUSIONのビジネスプロデュース局に参画。
FUSIONという、成長している会社の経営に興味があった
ーーまず、これまでの経歴を教えてください。
都築さん:
新卒でサイバーエージェントに入社し、約6年間ほどアカウントプランナー(営業)として、ダイレクト広告やブランド広告など、幅広くデジタルマーケティングに携わってきました。
具体的には、クライアントの実績をもとに問題提起からKPI設計を行い、認知から獲得までの施策立案と、計測・設計・実行フェーズにおける効率化や振り返りまで幅広く担当していました。
ーーそんな都築さんが、FUSIONに入ろうと思ったきっかけを教えてください。
都築さん:
FUSIONという、成長している会社の経営に興味があったんです。
実は、いつか会社を作りたいと考えていて。30歳を目前にして、改めて自分の進むべき方向を考えたとき、まだ自分は力不足だと感じていました。
また、前職でも基礎的な内容は学べましたが、クリエイティブについてもっと深く理解したいという気持ちもありました。
そこで、もともとサイバーエージェントの先輩である廣瀬さんや、元同期で優秀なクリエイティブディレクターである田中さんがいるFUSIONで、もっと戦略設計や経営について学びたいと思い、入社を決めました。
FUSIONのことは創業していたときから知っていて、ベンチャーで勢いがあり、スキルフルな方たちが集まっている会社だと思っていました。
特に、クリエイティブディレクターの田中さんは戦略の描き方が本当に綺麗なんですよね。お客さんの目標設計に対して、事業PL的にどこまで投資をするのか、経営目線で踏み込みながらも、最後はクリエイティブの話に落とす。ロジックが綺麗に通っていて、すごく説得性があるんですよ。
そんなすごい人たちの側で働けるような環境は、他にはないと思いましたね。
戦略の描き方が、少しずつクリアに
ーー現在FUSIONでは具体的にどのような仕事をされているんですか?
都築さん:
新規のお客さんを中心に、ダイレクト広告全体の戦略設計や運用のハンドリング、フロント対応などをしています。
現在は入社して4ヶ月ほどですが、仕事のやり方が変わりつつありますね。これまでは現場間でやり取りをすることが多かったのですが、役員や上長など、レイヤーが上の方と話すことが多くなったことで、経営層が何を求めているのかを考えるようになりました。
特に局長の廣瀬さんからは学ぶことが多く、最近だとクライアントへの説明の仕方で学びがありました。案件が進行しているときは、どうしても具体的に何をやるかを考えがちですが、相手によっては抽象的に話したほうが伝わるし、具体的に話さないほうがいいこともある。その塩梅を今学んでいるところです。
ーー日々たくさんの学びがあるんですね。
都築さん:
そうですね。そもそもの戦略の描き方に関しても、廣瀬さんが見えているところに対して、自分のできるところのギャップがすごくある。これまで自分のなかにあった思い込みを少しずつ修正しているところです。
最近では、ユーザーを9分割して考えるフレームワーク「9セグマップ」を使うようになりました。どういうターゲットに何を伝えたらいいか、クリエイティブ自体が想定ターゲットに検証できる設計になっているのかなど、これまでできていなかったところが、できるようになってきた感覚があります。
自分の強みは謙虚に学ぶ姿勢があるところだと思っているので、わからないことがあったら素直に聞いて、どんどん吸収していきたいと思います!
クリエイティブと戦略に一貫性があるのがFUSIONの強み
ーー都築さんが感じる、FUSIONの強みを教えてください。
都築さん:
まず、広告効果を出すには、レポーティングやオペレーションなど、細かい部分の整備が必要だと考えているのですが、その仕組みがすごく整っていて驚きました。
それから、広告に限らず、マーケティング領域や営業面でもスキルの高いメンバーが集まっていることにも感動しましたね。僕の所属しているビジネスプロデュース局では、月に一度飲みにも行くのですが、みんな明るくて気さくでコミュニケーションを取りやすいので、すごく仕事がやりやすいです。
クリエイティブのこだわりが強く、戦略を含めて一貫性があるのも、FUSIONの強みだと感じます。
ーーありがとうございます。最後に都築さんが、これからチャレンジしたいことを教えてください。
都築さん:
経営のほうに足を踏み込んでみたり、組織マネジメントをやってみたいです。まずは直近の目標として、自分でチームを持ってそこを動かすことから始められたら、と思います。
(取材・執筆=いしかわゆき(@milkprincess17)/撮影=山本良奈)