「チームでひとつのものを創り上げる。FUSIONのメンバーのスキルがあるからこそ濃密な日々を過ごせているし、新しい仕事の楽しさを感じています。」
そう語るのは、FUSIONで制作プロデューサーを務める麻生さん。長年コンテンツ制作の世界でプロデューサーとして活躍してきた彼は、2023年にFUSIONへ転職。企画から制作まで一貫して携われる環境、そして成長し続けるチームのなかで、これまでとは違う新たな挑戦を続けています。
入社して3ヶ月とは思えないほど濃く充実した毎日を過ごしていると語る麻生さんに、FUSIONでの働き方や、仕事のやりがいについて詳しく伺いました。

麻生 大輔(あそう・だいすけ)
プロダクション局 プロデューサー。広告写真制作会社を経て、VONSpicturesに9年在籍。映像、グラフィック、Webサイトなど、大手クライアントのプロダクション業務に幅広く従事。プロデュース部長を務め、組織体制改編プロジェクトリーダーを担当。2024年11月FUSION入社。
企画の源流から関わりたい。より広い視野を求めFUSIONへ
ーーFUSIONに入社された経緯を教えてください。
麻生さん:
以前は、ビジュアルや動画制作を手がけるコンテンツクリエイティブの制作会社で、プロデューサーをしていました。基本的には代理店経由の案件が多く、一部クライアント直の仕事もありましたが、決まったものを作ることがほとんど。「なぜこのクリエイティブなのか」という企画の根本部分から関わる機会が少なく、もどかしさを感じるようになったんです。
そこで、より企画の源流から関わり、自分のスキルを試しながら伸ばせる環境がほしいと考え、転職を意識するようになりました。
ーーそこから、どういった流れでFUSIONへ?
麻生さん:
FUSIONを知ったのは転職エージェント経由でした。若い会社だったので最初は不安もありましたが、面接を重ねるうちに具体的なビジョンや課題感が明確で、成長の余地が大きいと感じるようになったんです。とくに、FUSIONの制作部門(PD局)の局長である井上さんとの面談が印象的でしたね。制作現場の課題や求められる役割、会社としてのビジョンの説明が具体的で、自分の経験をどう活かせるのか、また会社の将来性も明確にイメージできました。
「FUSIONには、あなたのスキルを活かせる環境がある」「組織を強くする役割を担ってほしい」と明確に期待を伝えてもらえたことも大きかったです。これまでのキャリアを活かしながら新たな挑戦ができると確信し、入社を決めました。
FUSIONの課題解決力を表す、「グルーヴ感」とは?

ーー入社して、実際に感じたことを教えてください。
麻生さん:
働く環境が一変しました。FUSIONでは、各部署が企画から制作までを担当しているため、隣の席でプランニングが進んでいる様子が見えるんです。全体の流れを把握しながら、相談しつつ制作を進められる点が魅力ですね。案件の業務が社内でつながっていて、まるでリレーのバトンを渡すように仕事が進んでいきます。クライアントと直接やり取りする機会も増え、企画の背景を深く理解しながら他部署と連携できるため、納得感を持って制作を進められました。
業務の幅も大きく広がっています。具体的には、前職では関わらなかったタレントのアサインやイベント企画の制作にも携わる機会が増えており、新しい経験ができて面白いですね。
前職では制作のマネジメントを担当することが多かったため、その経験を活かし、他部署の方から頼りにされる場面も増えました。新たな経験ができるだけでなく、培ってきたスキルも発揮できていると感じています。
ーーFUSIONのメンバーと働く中で、学んだことはありますか?
麻生さん:
FUSIONの若手社員には、驚かされることが多いです。
とくに「業務の流れを掴む力」や「整理してまとめる力」がすごくて。打ち合わせの際も、「つまり、こういうことですよね?」と要点を的確に整理してくれることが多く、話がスムーズに進んでいきます。こうした推進力のある環境で働けるのは、大きな刺激になっていますね。
FUSIONの環境を一言で表すなら、「前向きなプレッシャーがある環境」と言ったほうが近いかもしれません。メンバーは皆、自分の持ち場で最大限の力を発揮し、流れを止めないようにする意識を持っています。その責任感が、より良い仕事を生み出す原動力になっているんです。
とはいえ、プレッシャーが過度な負担になることはなく、むしろ成長を後押しするものになっている。周りのメンバーが全力で取り組んでいるからこそ、「自分もその勢いに乗って挑戦しよう」と自然と思えるんです。
学ぶだけでなく、中途社員として貢献できることや、意識していることもあります。なかでも「組織の仕組み化」と「役割の明確化」は、今まさに注力すべき課題だと考え、積極的に働きかけているんです。
FUSIONはまだ成長途中の会社で、少数精鋭で業務を進めてきた分、業務の線引きが曖昧な部分もありました。今後さらに会社が成長していくなかで、個々の役割を整理し、より効率的な組織へと進化させることが重要だと考えています。
たとえば、10の業務を3人で担当しているような状況では、誰が何をするのかが不明確になり、業務の偏りが生じることも。業務分担を見直して仕組みを整えることで、持続可能な成長を目指しています。

ーー働く上で大切にしていることを教えてください。
日々の業務では、「真摯でありつつ、笑いがある会話」を大切にしていますね。業務上のコミュニケーションでは、時に厳しい内容や難しい調整が必要になることもありますが、相手が一度でも笑えるような会話を目指しているんです。そうすることで関係性が円滑になり、意見が伝わりやすく、より良い環境が生まれると思っています。
FUSIONでは部署間の連携が多く、さまざまなメンバーと会話する機会が多い。それに、中途社員としてメンバーやクライアントと初めて話す機会も増えたので、「どうすればお互いに気持ちよく話せるか」をより意識するようになりましたね。
ーー現在、入社して3ヶ月とお伺いしました。麻生さんは今どんなやりがいを感じていますか?
麻生さん:
まだ3ヶ月ですが、一つひとつの仕事の密度の濃さを実感しています。前職では関わらなかった領域にも幅広く挑戦できていることが、大きなやりがいにつながっていますね。
また、FUSIONで仕事を進めていると、「リズムが生まれる瞬間」があるんです。
問題を解決しながら進むべき方向が明確になり、誰が何をやるのか整理されると作業のテンポが生まれ、それが「グルーヴ感」につながる。何人かで協業しているときに感じる、まるで音楽のセッションのように仕事の流れがぴたりとハマる感覚です。
こうした瞬間は業務がスムーズに進むだけでなく、チームの一体感も高まります。もちろん大変なこともありますが、「グルーヴ感」を感じられる案件に関わると仕事がより良い方向へ進んでいく実感がありますし、やりがいも一層大きくなる。シンプルに言えば、「楽しい」と思える瞬間です。
この「グルーヴ感」が生まれるのは、FUSIONのメンバーが優れた課題解決力を持っている証拠。互いに刺激し合いながら良い流れをつくり、自然と成長していける環境があるということです。だから毎日が充実していて、仕事の楽しさを改めて実感していますね。
年齢もスタイルも関係ない。挑戦し続ける人が輝ける場所

ーー最後に、FUSIONに中途入社を考えている方へメッセージをお願いします。
麻生さん:
年齢に関わらず、新しい挑戦はこんなにも楽しいものなんだと日々感じています。続々と新しい経験を積みながら、モチベーション高くさらに成長できている実感がありますね。
FUSIONの魅力は、ベンチャーならではの柔軟な環境にあります。多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、それぞれの得意分野を活かしながら組織を作っている。自分から積極的に動けば、新規事業を立ち上げたり、会社の成長を牽引するような挑戦もできます。一方で、チームを支えることにやりがいを感じる人にとっても、活躍の場がしっかりと用意されています。
僕自身、制作プロデューサーの立場でありながら、ビジネスプロデューサーやプランナーのメンバーを支えたいという気持ちが芽生えてきました。前に出るだけでなく、組織全体を支える役割も重要であり、そのどちらも評価されるのがFUSIONの良さだと思います。
スキルを活かしたい人、新しいことに挑戦したい人、チームを支えたい人――。FUSIONは仕事上のスタイルや年齢に関わらず、「挑戦し続ける意志」があれば受け入れてくれる環境があります。少しでも興味を持った方は、ぜひ一度話を聞いてみてください!
(取材・執筆=朝川真帆/撮影=山本良奈)