「必要最低限の収入があればいい。もう、働きたくない。」
前職ではそんな考えを持っていた四家さん。しかし、FUSIONに中途入社したことで価値観が大きく変わり、昇進を果たすなど上司からも認められる存在へと成長しました。現在はキャリアを前向きに捉え、仕事に全力で取り組んでいます。
現在のチームは直接的に売り上げを作っていくわけではないため、縁の下の力持ちとしてFUSIONのメディアコンサルティング局を支える役割を担う四家さんですが、そんな彼女がFUSIONでどのように挑戦を続けているのか。そして、なぜここまで変わることができたのか。
入社の経緯やFUSIONの魅力、FUSIONだから実現できたことなどを聞いてみました。

四家 悠希(しけ ゆき)
ブライダル企業でフロントスタッフ、WEBプロモーション企業で営業、人材企業で広報などの経験を経て、2023年10月にFUSIONに入社。現在はメディアコンサルティング局で広告運用に関わる業務や、業務プロセスの効率化に注力している。
「働きたくない」から「挑戦したい」へ。FUSIONで私は変わった
ーーまず、これまでのキャリアとFUSIONに入社した経緯を教えてください。
四家さん:
私は今まで3回転職をしていて、新卒のころはブライダル業界に就職しました。しかし、コロナの影響で業界全体がストップしてしまい、やむを得ず転職を決意。その後、広告に興味がありWEBプロモーション企業に入社したのですが、営業がメインであったため思っていたよりも広告に関する知識を身につけられませんでした。
そこから人材業界にも転職したのですが、新規事業を任せられるようになってからあまりの忙しさに次第に仕事に対するモチベーションを失ってしまいました。そして、最終的にはその人材会社も退職することに。
途方に暮れているときに、FUSIONで活躍していて以前お世話になった先輩が「うちで働かないか?」と声をかけてくださって。それがFUSIONに入社したきっかけでした。
でも実は、お声がけいただいてから二度もお断りしているんです(笑)。
ーーえっ、そうなんですか?
四家さん:
はい。FUSIONはとても魅力的な会社に見えた一方で、「レベルが高そう」「私にはそこまで意欲もないし、無理だ」と感じてしまって。
三度目のオファーをいただいたときに私の得意な“サポート”の役割が大きいチームに入ってほしいとのことで、「それならやってみたいかも」と思い入社を決めました。
ーーFUSIONに入社する前は働きたくないと思っていたと伺いましたが、現在はどうですか?
四家さん:
FUSIONに入社してから、価値観がめちゃくちゃ変わりました。正直なところ、入社前は「定時で帰れて、ゆるく働ける仕事がいい」と思っていましたし、FUSIONの面接でもそのまま伝えていたくらいです(笑)。
しかし、今では「もっと上を目指したい」と思うようになり、リーダーを経験してみたいことを伝えました。そして、実際にリーダーになるまでモチベーションを維持し続けることができ、以前の私よりも成長できていると実感しています。

ーーすごい変化ですね…!
四家さん:
FUSIONのメンバーは前向きで熱量が高く、自分の成長や会社の成長を本気で考えている人ばかり。刺激をたくさんもらえたんです。また、FUSIONでは年齢や経験に関係なくどんどん挑戦する文化があります。20代後半で「もう挑戦することなんてない」と思っていた私にとって、マインドを覆されたような感覚でした。
考えが変わったもう一つの大きな理由が、FUSIONの「人の良さ」。
私は広告知識が浅いままこの仕事を始めたこともあり、最初は本当に大きなミスをたくさんしてきました。お客さんに迷惑をかけたり、請求ミスをしてしまったり。正直、思い出したくないレベルの失敗もありますね…。
ですが、そんなときでもFUSIONの人たちは誰一人として怒鳴ったり、責めたりしないんです。「なんでこんなことしたんだ!」と詰められるのではなく、「じゃあ、ひとつずつ原因を解決していこう」と冷静に問題を分析してくれました。「今回のことは私たちがカバーするから、次回から気をつければ大丈夫だよ!」と言ってもらえたときは、本当に救われたのを覚えています。
それに、FUSIONのメンバーは私がやってみたいと言えば、全力でサポートしてくれるんです。その温かさに触れ、「この人たちに貢献したい」「この人たちと一緒に会社を成長させたい」と強く思うようになりました。
リーダーを目指した理由の一つも、今度は私が周りを支えられる存在になりたいと考えるようになったからなんです。
ーー実際にリーダーへと昇格したとのことですが、FUSIONではどのような心構えで仕事を行っているのですか?
四家さん:
「なんでもやったもん勝ち」というスタンスで挑戦を続けています。たとえば、レポート作成に以前は5時間かかっていたものを、自動化によって3時間半に短縮しました。
誰かに効率化してほしいと言われたわけではなく、もっと楽にできるはずだと考え、自分たちで仕組み化した結果、業務のスピードが格段に上がったんです。裏方の仕事は挑戦とは無縁に思われがちですが、誰も手をつけていない部分で効率化を進めることで、新たな価値を生み出すことができました。
さらに、周りの状況をよく見て「先輩が忙しそうだから私がやります」と自主的に仕事を巻きとるようにもしていました。先輩の仕事を盗むことで、自分のスキルにもなる。リーダーを任せてもらえたのは、そうした「やったもん勝ち」精神で成長を積み重ねてきたからかもしれません。
ーー積極的に動くことで、評価も得られたんですね。
四家さん:
そうですね。でも、ここまで頑張れたのはFUSIONのおかげでもあります。最初は「働きたくない」と思っていた私が、FUSIONに惹かれて、今ではもっと組織に貢献したいし、さらに成長したいと考えるようになった。FUSIONだからこそ、ここまで自分自身を変えることができたのだと思います。
それに加えて、FUSIONは裏方の仕事もしっかり評価してくれる会社です。私は表に立つタイプではなく縁の下の力持ち的な役割を担っていますが、FUSIONではしっかり見てくれる人がいて、努力を評価してもらえる環境がある。だから、より意欲が増すんですよね。
0.1mmも許さないFUSIONのこだわりが信頼と成長につながる

ーーFUSIONのメンバーから学んだことはありますか?
四家さん:
「こだわること」の大切さですね。FUSIONには細部まで徹底的にこだわる人が多いんですよ。
その背景には、代表や取締役の影響が大きいと思っています。とても忙しいのに、制作物のチェックでは0.1mmのズレも見逃さず、社内に貼るポスターにも細部までデザインのこだわりを持っていて。社内の人しか目にしないものでも、何度も修正が入るんです。
私たちが作る広告のレポートに関しても、小数点のズレまで指摘されることがあります。「お客さんが見たときに違和感を覚えるかもしれない。細部にこだわることが信頼につながる」と言われて、深く感銘を受けました。
この「こだわる姿勢」は、FUSIONのスタンダード。仕事の品質に対する意識が高いのは、経営層だけでなく、若手社員も同じなんです。年齢やポジションに関係なく、「ここはもっとこうした方がいい」と率直に意見を言い合える雰囲気があります。
また、FUSIONは新卒や若手にも積極的に仕事を任せる会社ですし、それに食らいつく若手のスキルも非常に高い。私自身これまで4社を経験しましたが、ここまで新卒のレベルが高い会社は初めてで刺激を受けてますね。
1年目から、FUSONが担当するなかでも売上規模の大きい企業を任されることもあります。もちろん先輩がサポートには入りますが、基本的には自分で判断して主体的に動かなければなりません。
新卒ですら、どうしても「明日の朝までに仕上げないといけない」となれば、自ら夜遅くまで残って業務を完成させることがあります。それは、決して雑でギリギリな仕事や非効率な仕事をしているわけではなく、最後の1%までこだわるからこそ時間がかかるんですよね。そういう姿を見て、「この会社の若手は本当にすごいな」と思いました。
「支える役割」で会社を大きく。縁の下から挑戦を続けたい

ーー四家さんのこれからのビジョンについて教えてください。
四家さん:
今いるPCMチームを、もっと会社全体に貢献できる存在にしていきたいです。
現在、私たちは広告運用に関わる業務や、業務プロセスの効率化の推進などを担当しています。この仕組みを全社に展開できれば、営業や他部署のサポートにもつながり、社内の業務をより円滑に回せるはず。将来的には、ビジネスプロデュース局などと並ぶ「局」として確立できたらいいなと考えています。裏方の役割をより大きくしていくようなイメージですね。裏方の仕事は目立ちにくいものの、組織の成長には欠かせません。それでも、どうしても「失敗したときにだけ注目される」役回りになってしまいがち。そんな状況を改善し、私たちの部署がもっと評価され、会社にインパクトを与えられるチームにしていきたいです。そうすれば、裏方の仕事にも誇りを持てるし、FUSIONのさらなる成長にも貢献できると思っています。私を変えてくれたFUSIONに恩返しができるよう、今後も挑戦を続けていきます!
(取材・執筆=朝川真帆/撮影=山本良奈)